専門エンジニアのいらない
ロボットパッケージ
「Quick Factory」
Quick Factoryは「誰でも簡単に」自動化を実現できるロボットパッケージです。
これまで必要だった、専門エンジニアによる入念な準備と細やかな調整は一切不要。
Quick Factoryなら「作業前の写真」と「作業後の写真」を登録するだけで、
ロボットが自動的にプログラミングしてくれるので、
導入から運用まで、専門知識のない方でも簡単にロボットを活用できます。
作業前写真
作業後写真
作業前と作業後の写真を登録すると、開始時に登録情報との違いを認識して、対象物体を並べるような作業を、自動でプログラミングし実行する。
*対象物の登録や対象物の把持個所の登録も可能です。
Quick Factoryの特長
誰でも簡単に導入できる
写真の登録だけでプログラミングが完了。直感的に利用できるアプリで誰でも簡単に利用できます。
多様なシーンで使える
忙しい作業現場に合わせてロボットを配置換えして使用する、今日と明日は違う場所で使用するなど多様なシーンでの活用ができます。
すぐ始められるオールインワン
ハンド・ビジョン・エンジン・アプリがセットになっているので、Quick Factoryだけでロボット導入が始められます。
Quick Factoryの活用シーン
工場や生産現場では、機器への設置や取り外し、整列作業に使えます。食品の箱詰め作業も行います。一般企業や商店といった、従来ロボットの導入が難しかった場所でも利用できます。色々な場所で活用してみませんか?
工場・生産現場
一般企業・商店
Quick Factoryの技術
Quick Factoryは、
人の手のように様々な対象を把持できる
「Hand(ハンド)」、
作業空間・対象物を認識する
「Vision(ビジョン)」、
システムを統合制御する
「Engine(エンジン)」、
そして直感的な作業登録ができる
「App(アプリ)」
で構成されています。
ロボットアームの種類は問いません。
大きさや形状を問わず把持できるQuick Factory『Hand』
樹脂でできた柔軟な指先の内部が特殊な構造でできています。その構造をデザインすることで硬さと柔らかさを絶妙に配置し、人の爪と指の機能を再現しました。対象物の素材・形状に合わせて専用設計される従来のハンドとは異なり、「柔軟性」によって、大きさ・形状を問わず、対象を柔らかく把持できます。
対象物や周辺状況を認識するQuick Factory『Vision』
3次元カメラで作業エリアや対象を認識します。また、ロボットが障害物に衝突しないように周囲をリアルタイムで3次元計測します。多様なメーカーの3次元カメラに対応しており、複数のカメラの統合計測も可能なので、様々なシーンで活用できます。
ロボットの調整や障害物回避を自動で行うQuick Factory『Engine』
ロボット、ビジョン、ハンドを連動させる頭脳です。デジタル・ツイン技術を活用して、現実空間を仮想空間にリアルタイムで再現します。ビジョンやハンドの調整、障害物を避けて動作するロボットの自動プログラミングを、この仮想空間で高速に実行します。様々な市販のロボットに適用することができます。
誰でも直感的に作業登録できるQuick Factory『App』
ロボットの作業を自分好みに登録できるユーザーインターフェース・アプリケーションです。様々な作業を組み合わせて複雑な作業を登録することができます。直感的に利用できるので、特別な訓練は必要ありません。
Quick Factory の導入事例
ロボットセンター小倉様(有限会社ICS SAKABE様)
「ロボットを簡単に移動・設置できる製造業向けロボットパッケージ」
「Quick Factory」を活用して、移動台車で簡単に移動・設置ができるロボットシステムを開発しました。移動後に、ロボットがすぐに作業を開始します。
Our Team 開発者について
Quick Factoryを提供するKiQ Robotics株式会社は、「世界一働きやすい生産現場をつくる」のミッションのもと、産業⽤ロボットの⺠主化を⽬指しています。つらい単純作業から⼈々を解放し、創造的な仕事に取り組む⼈々の幸せに貢献します。